廃業が続く銭湯

今回は東大阪市の廃業される銭湯から買取のご依頼を頂きました。古い物の買取をしてると年に1〜2回は廃業される銭湯に行ってるかもです。銭湯の買取と言っても主にあるのがロッカーのカギかロッカーのカギか、ロッカーのカギか、、、ロッカーのカギぐらいしかないんです。たまに脱衣籠や孤立した木製ロッカー、ロッカーを開けたら誰か忘れていった下着(買取不可)って言うぐらいあまり無いもんです。でも最近は店でアベックに人気爆発してる銭湯のロッカーのカギ。仕入れない訳にはいきません。

今回、仕入れたアルミのカギ(一部)店にも同等の物ありますが、上部は良くあるタイプで下のはあまり見かけない形。下の方が人気あります。男、女の刻印が雰囲気ありますよね。

こちらは傘箱用のカギ。このあたりのアルミのカギは戦後主に普及した銭湯に使われてます。日本の銭湯文化は平安時代には京都にそれらしきものがあった可能性が強いみたいで鎌倉時代には確立してゆき、江戸時代には風呂屋とか湯屋と別れたり、関西は混浴が多かったみたいです。

カギの本体も色々とありますが、この『をしどり錠』に最初に紹介したカギが良く付いてます。

かなり珍しい真鍮のカギ。これは以前に大阪市昭和町の昭和銭湯で仕入れたカギ、本体はラクダのイラストやったような。戦前から営われてた銭湯で古い銭湯だと珍しいカギがあります。昭和銭湯は家から近かったので廃業される前に一度気になって行ったことありますが、少し不気味な雰囲気でお客さんは誰も居なく、ガラガラと扉を開けるとシャワーは壊れて出っ放しのとこがあったり、お湯は激アツでやっと入っても横の電気風呂から何故か電気が流れてきてたりといい体験をいたしました。

こちらは何故か文房具屋さんの買取で出てきたデッドストックの銭湯の灰皿。数点あります。もう平野線田辺駅前すらないので銭湯マニアの方からしたら貴重かもしれません。たまに銭湯に行きますが家の風呂とは違い、疲れも取れるし、無料のサウナがあるとこもあるし、料金もまだ440円。残ってほしい文化です。先日久しぶりにスーパー銭湯に行きましたが値上がりしており大人900円、子供600円、、。家族5人でいったらえらい金額です、滅多にいけません。長々となりましたがお読み頂きありがとうございました。

つむぎ商會では古い物全般買取しております。

古家具、骨董品、古い商店の在庫品・什器、その他ジャンルを問わずです。新しいものでも大丈夫です。古い家の残置物撤去などもお困りの方ご相談ください。

買取は九州〜中部地方あたりまで飛んで行きます!

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